週刊少年ジャンプ2021年18号感想

今週は呪術だけじゃなくヒロアカもなくて寂しい感じだけどやっていこう。

 

ワンピース

赤鞘に一瞬でやられるオロチ。まあそうだよね。オロチ修行とかしてなさそうだもの。悪魔の実の性能だけでやっていけるのはグランドライン前半まで。

そのヤマタノオロチの力だけど、福ロクジュが「一度死んだ」と発言してることから、蘇る能力っぽい。ヨミヨミの実の上位互換じゃん。

カタリーナ・デボンのイヌイヌの実 幻獣種 九尾の狐も、マネマネの実の上位互換っぽい感じだから、幻獣種ってそういうものなのかもね。

 

ローの能力は覇気が強すぎる相手は動かせないことが判明。これで四皇から心臓を抜き取って潰すという卑怯作戦は使えなくなった。

ジャンプ遡って見てみたらルフィも1001話で動かされてるので、まだ覇気の強さでは四皇レベルに達してなさそう。

 

そしてキッドがゼウスを封じ込めるために作ったのはまさかの獄門彊!?五条先生が入ってる獄門彊じゃないか!

ゼウスはこの後間違いなくナミのところに送られると思います。確定事項。

 

さて、落とされたビッグマムはどうなるか。ペロスペローはもう間に合わないし、ビッグマム海賊団は滝を登れてるのかもわからん。また海に落ちて記憶なくしそうなんだよなー。

 

きょうせいキノコ

百田稜助先生の読切。

最終的にキノコ反対派のやったことは街を滅ぼしてしまった。ハルミさんは最後どんな気持ちでクレーターを見てただろうか。「言わんこっちゃない」ぐらいの冷めた顔してるけど。

でもまあそれは結果論だよなぁって。誰が地盤が緩くなっててキノコが支えてたなんて思うか。

誰も街を滅ぼそうと思ってキノコを破壊したわけじゃない。だからあんま反対派を責められん。

 

ただ一つ言えることがあるとすれば、反対派の少年は「キノコの破壊に賛同しないなら出てけ」と言っていたが、それは逆だ。キノコ反対派が街を出ていくのが道理。

あのキノコは何キノコかは不明だが、きのこランチセットとかあったので食えるものらしい。だったら食料として利用するのが一番かな。俺はきのこ嫌いだけど。

最後の巨大クレーターのマスコットキャラぼっつんは地味にえぐいね。羅小黒戦記のラストを思い出した。

 

夜桜さんちの大作戦

ヒナギクとか警察が助けに来たけど、なんかそれのおかげですごい最終回っぽい感じになってきた。

確かに仇である皮下を倒して、夜桜ママの遺体をお墓に戻してあげるとすごいキリが良くなるけども。え、終わんないよね?

アイさんの能力が判明。大神犬の遺伝子が組み込まれているってことでゴリアテとぶつかりそう。ゴリアテのガチバトル楽しみ。

てかアイさんが6位で310%ってことはハクジャさんの100%ってすごい低い数値だったのね。

地味に凶一郎が七男の心配してるの好き。

 

プーコラ保護区!!

プーコラの糞3キロは盛ってる。イメージ映像でも100mくらいだったぞ。

 

2.5次元の誘惑

ジャンプ+の本編を見てないからキャラわからないけど、

スマブラで一生スマッシュボール追ってるギャルってかわいくね?しかも多分だけど、他の人が追ってないってことは偽物っぽいし。

あと先生メテオから復帰してんの割とすごい。

 

仄見える少年

最終話。結構好きだったけどしゃあない。

別行動してたハゲの人は最後にちょっとだけ出てきた。忘れられてたわけではなかったのだ。

一番の謎で魅力的な夜生さんは過去外伝が描かれるみたい。楽しみ。

週刊少年ジャンプ2021年17号感想

ジャンプの感想をやってみたいと思う。

といっても全作品やるわけじゃなく、気になったとこだけ。

 
ONE PIECE

カン十郎とオロチ生存確認。

まあ、オロチについてはヘビヘビの実幻獣種の力が見たいので、なんなら生きていないと困るが。

ジャックが赤鞘の前に登場し、イヌアラシとバトりそう。

「月は出ねェぞ」というジャックに「毒ガスもない」と返すイヌアラシさんかっけー。この毒ガスはモコモ公国に撒かれたやつのことだね。

ネコマムシがここに残らなかったってことはペドロの仇としてペロスペローと当たるのか?でもそれだとキャロットがやられっぱなしだしなーという感じ。

雷ぞうは福ロクジュと当たるかな?

ヤマトがまだ元気だからどうするかってのと、暗躍してるサンジ、ホーキンス、CP0の動きも気になるとこ。

 

呪術廻戦

釘崎はどうなったかがやっぱ気になる。アニメ見た後だと特に。

生きててほしいので希望的観測でいうと、伏黒が今回何も明言してないってのは生存フラグな感じはする。

あと新田新の存在。

仮にここで釘崎が退場するなら、渋谷事変に新田新というような希望を持たせる存在は必要なかったし、今週伏黒がちゃんと明言してそうな気はする。完全なメタ読みだけど。

てか今のパーティめっちゃ強いな。

 

僕のヒーローアカデミア

先週、死んだような目で高みの見物のようなことをしていたデク。てっきり心をやられたのかと思ったが特にそんなことはなかった。

危機感知が他人の危機もわかるってヒーローにとってめっちゃ必須の個性やん。

マスキュラーはデクがはじめてタイマンで倒した強敵ということで、終章の開幕にふさわしい相手といえる。

前回はちょっと主人公補正的な謎パワーで倒しちゃった感あるから、再戦は普通に楽しみ。

 

品出しのゆうれい

中畑りんたろう先生の読切。

正直最初読んだときはアヤメさんが何を尋ねてどう亡くなったのかよくわからなかったのだが、こういう作品こそ考察の余地があるよねってことでちょっと整理のために書いてみる。

 

まずわかることとして、アヤメさんは亡くなっていて三本目の腕になっている。そのアヤメさんの腕は男が尋ねた「どこで亡くなったんですか」って質問に上を指した。

つまりアヤメさんは、スーパーの天井もしくは屋根の上、あるいは上を通った飛行機の中で亡くなった可能性があるが、まあこれは普通にあの世に行った的な描写だろう。

腕の幽霊はたまに無理矢理にでも尋ねた場所へ連れて行こうとするので、アヤメさんは答えがあの世だとか黄泉の国だとか向こう側の世界になるような質問をしたんじゃないのか。

例えば「あなたの身体はどこ?」みたいな。それで男がペンを取らされた時のように、無理やり強い力であの世に連れて行かれた、と。

 

ただそうなると不思議なのが、メガネをかけた店員さんの話。アヤメさんは退職したあとに自宅かどっかで病気で亡くなったみたいに言ってるけど、それなんか違うよね。

仮に自宅で亡くなったのなら、スーパーの地縛霊になってるのおかしいし。

もしかしてこのメガネの店員が真犯人で嘘をついてるんじゃないのか。アヤメさんの前にも二人ほど亡くなっているのでぶっちゃけありえなくはない説ではある。

ただまあさすがに深読みしすぎかなって思うので、この店員が嘘をついてないとしたら退職したところまでは本当なのだろう。

 

アヤメさんは退職した後、客としてなのかなんなのかスーパーに訪れる。そこで腕の幽霊に会って、あの世が答えになるようなことを聞いて連れていかれた。

これが一番シンプルで筋が通ってそう。

でもそうなるとアヤメさんの両親がアヤメさんの死を確認してるっぽいのが謎なんだよね。アヤメさんがスーパーの中で忽然と消えたのなら、普通は行方不明扱いだろう。

てことはその場では魂だけ抜かれて、抜け殻のような廃人になった後に病死?

うーん、ちょっと無理やりな感じになってきたかも。正直難しすぎる。

 

仄見える少年

夜生さんとかエミリアとか妖しい雰囲気の女性好きなんだよなー。

なんとか終わるまでに夜生さんの無双シーンをちょっとでも…。

 

BUILD KING

コネチカの上より下を見る系のセリフはなんか好き。

「下には下がいるんだ。うぬぼれてんじゃねーぞオレ」

 

ディアン・ケト

作品じゃなく広告の部分だけど、子どもの頃にめちゃくちゃいじられてた遊戯王のディアン・ケトおばさんがイケイケになっててなんか複雑な気持ち。

ONE PIECE 1000話

2021年のジャンプはワンピースの1000話から始まった。
読んでいる漫画が1000話に到達した瞬間に立ち会うことなんてなかなかないぞってことで
ちょっと最近のワンピースの感想とか今後の予想とかしてみる。

四皇vs最悪の世代

四皇2人と最悪の世代5人という構図だが、やっぱりかっこいいし熱い。
その中でもローなんかはもう完全に格好つけてる体勢だが、それが様になってるからしょうがないね。
戦力的には釣り合ってるだろうか。
キッドとキラーの強さがまだ未知数だが、少なくともルフィとゾロの閻魔は四皇にも通用しそうかなと思う。

ゴムゴムの業火拳銃(レッドロック)

エースの遺志を継いだ火拳ってのが熱い。
そんな深読みする描写じゃないとは思いつつ、カイドウがくらう前にギロッってやってたのがちょっと気になった。
何?覇王色の覇気でも飛ばそうとしてたの?
てかここで思ったけど、基本カイドウって相手の攻撃避けないよね。
スパロボでいうスーパー系みたいな戦い方するなと思った。

カイドウの倒し方

世界最強と言われるカイドウだが弱点はある。
それはおでんがつけた傷で、赤鞘がそこに攻撃した時
「そんな力じゃあの時の傷は開かない」と言ってることから、
おそらくルフィもしくはゾロがそこに攻撃して傷を開かせるんじゃないかなと思う。

ビッグマム

カイドウはルフィが倒すだろうけど、じゃあビッグマムは誰が倒すのかって考えると
今対峙してる最悪の世代5人とビッグマムってそんなに因縁がない気がする。
因縁ベースで考えるとサンジ、ジンベエ、ナミ、ブルックあたりが思い浮かぶが果たして屋上に来るのか?
まあ普通にローとキッドが手を組んで倒しそうではある。

サンジ

サンジは今ブラックマリアに捕まっていてピンチである。
おそらくはこの後ロビンとブルックが来て交代になるだろうけど、ここで一つ予想したい。
助けに来るときにブルックもアーレートラップに引っ掛かるんじゃないかってこと。
何故ならブルックもスケベで正義感があるから。
その後助かったサンジはどこに行くのか?
ビッグマムがいる屋上もありえるが、ライブフロアもありえるか。

ライブフロア

ライブフロアにはキングとクイーンとついでにアプーがいるが、
それに対して麦わらサイドはマルコとドレークしかいない。
さすがに大看板が2人いるところにそれはきついんじゃないかってことで、駆けつけそうなのがサンジ。
理由はクイーンがサンジの父親を知ってそうな口ぶりだったから。
ってことで、マルコvsキング、サンジvsクイーン、ドレークvsアプーになると予想。
アプーがまだ戦えるのかっていう問題はあるけど。

ホーキンス

こいつはそもそも生存確率が一番高かったって理由でカイドウの下についてるため、状況が変わればいつ裏切ってもおかしくないが
ドレークの時の反応を見ると敵のままの可能性も高い。
敵のままだった場合、戦うのはドレークか?
それとも今のところ戦う相手がいなさそうなブルックやチョッパー?

福ロクジュ

よくわからないのはこいつもだ。
オロチがカイドウに斬られた後、麦わらの一味が暴れだした隙に乗じて戦場から立ち去った。
向かった先はオロチの下?
元お庭番衆ってことだが目的はなんなの?
個人的にはしのぶと戦ってほしいが、戦うキャラでもなさそうな気もする。

オロチ

さてカイドウに斬られたオロチだが、やっぱり生きてそうな感じがするのは
能力がヘビヘビの実の幻獣種 モデル:ヤマタノオロチだからだろう。
幻獣種の悪魔の実を食っててあんな出オチみたな退場ある?って思ってしまうのよ。
というかむしろ能力を見たいから生きててほしい。
で、仮に生きてるなら戦うのはヤマトとかモモの助かな、と。
ヤマトもまだ能力見せてないし。

ナンバーズ

まだ半分くらいしか出てきてないけどって感じだが、意外とワンパンで倒せちゃってるような。
撃たれ弱くない?酔ってるから?
調教師のアプーも結構ボロボロなので、出てくるならそろそろか。

鬼ヶ島

浮いてる鬼ヶ島どうするの問題。
これはなんとなくだけど、ワノ国の環境を破壊してる工場地帯みたいなとこに落とすのかなと。

 

ってことでこんなもんかな。
なんかまた節目節目で感想書いてこうかなと思う。
最後にワンピース1000話おめでとうございます。

サンリオタイムネット 過去編1

二十世紀末、日本のゲーム業界では、モンスターを仲間にして育ててバトルさせるというゲームが流行った。
もちろんポケモンがモンスターヒットした影響だ。

デジモン、テリワン、モンスターファーム、デビチルなどなど。
いわゆるポケモンの亜種ゲーと呼ばれるものの一つに、サンリオキャラが登場するものがあった。
それがサンリオタイムネットである。

俺は子供の頃このゲームを結構やっていて、なんなら一回無くしたので買い直したこともあった。
そんな二回も買った思い出深いゲームだが、実は一回もクリアしてなかったのである。多分どこかで詰んだんだろう。

てことで、大人になった俺がリベンジしていこうと思う。

 

過去編

さて、サンリオタイムネットはポケモンの影響を受けているので、もちろんバージョンが二つ存在する。
それが過去編と未来編だ。

バージョンによって特にシナリオに差は出ないが、モンスターの出現するタイミングなんかはかなり変わってくる。
特に大きく変わるのは最初に選べるモンスターである。

過去編で最初に選べる三体と、未来編で選べる三体が全部違うので、合計六体のモンスターが初期モンスターということになる。
サンリオタイムネットが今も続いていたとしたら、この六体は御三家ならぬ六摂家などとでも呼ばれていたことだろう。

そしてこの六摂家の中に特筆すべきやつが一体いる。
それが「ウンチンボーヤ」である。

ウンチンボーヤは名は体を表すということわざを地で行く、ウンチがモチーフのキャラだ。
そんなキャラがまさかの初期モンスターにいるのだ。
仮にアニメ化でもされたら主人公の相棒がウンチになっていたかもしれない。というか人気で言えばなっていてもおかしくない。

このウンチンボーヤは過去編で選べるので、もちろん過去編でスタート。
今のネットが普及した時代でサンリオタイムネットが出ていたら、過去編と未来編の売り上げは結構差が出てたかも?

 

オープニング

空から一つの小さな光が落ちてきた。
それは二階の窓際に置いてあったパソコンに入り、メールとして届いた。
それに気づいた持ち主らしき少年「タイム」は、無警戒にもメールを開いてしまう。

だがそれも仕方がないかもしれない。時はまだ20世紀1998年。
フィッシングメールだとかスパムメールだとかが名付けられてすらいない時代だったのだ。確か、おそらく。
というよりパソコンなんて一家に一台あったら御の字だったこの時代に、自分のらしきパソコンを持っているタイムの家がすごいのだ。

タイムがメールを開けると、そこにメッセージはなく代わりにおじいさんの姿が。
おじいさん(時の老人)はタイムと会話できるとわかるや否や「わしらの世界を助けてほしいのじゃ」と懇願してきた。
そしてタイムの返事も聞かずに説明を始める。

どうやらおじいさんの世界の時間を司る「時の柱」というものが、何者かの仕業で粉々に壊されたらしい。
そのせいで時間の流れがおかしくなり、世界は過去と未来の二つに分断されてしまった。
時間の流れが止まった世界はこのままだとやがて消えてしまうと。
そうなるまえに再び一つに戻してほしいと。

世界を元に戻せるのは、その世界とは別世界の時間を生きていて、なおかつ時の老人の言葉がわかる純粋な者だけだという。
そしてタイムの他にもう一人、すでに協力者がいるようだ。
それはタイムの友達の少女トキだった。

トキはタイムと顔を合わせると、一方的に「どっちが先に世界を戻せるか競争しよう」と、まるでライバルのようなこと言ってきて、返事も聞かずに先に行ってしまった。

続けてタイムも転送してもらう。が、転送中に謎の女の子が現れる。
謎の女の子は「助けて」と残してきた。

気が付くと転送は終わっていて、あたりは知らない景色に。
時の老人は転送中に話しかけてきた謎の女の子には気づかなかった様子で、話を進めてきた。

どうやら転送中に、この世界に留まれる服に着替えさせられたらしい。
それを聞いたタイムは「トキの服も着替えさせたのか?」などとは考えなかった。なぜなら彼は純粋だからだ。

タイムが来たのは過去の世界、そしてトキは未来の世界に転送されたらしい。
この二つの世界を元に戻すには、時の柱が粉々になったときに散らばった「ときのかけら」と呼ばれるモンスターを集める必要があるみたいだ。
タイムとトキはそれぞれ別の世界でモンスターを集めていくことになる。

時の老人はタイムに三体のモンスターを見せて、その中の一匹をボディガードとしてくれるようだ。
しかし、タイムが「ときのかけら」つまりモンスターを集めることが世界を元に戻すことにつながるなら、時の老人は三体ともあげるべきなのだ。
その方が早期解決につながるし、ボディガードとしての役割もより確実なものとなる。
未来では未来でまた違う三体を見せているので、そっちもトキに三体とも渡したらいい。などとはタイムは考えていなかった。彼は純粋だし、未来の世界のことは知る由もない。

タイムは三体の中から、まるで何かに導かれるようにしてウンチンボーヤを選んでいた。
最初から決めていたかのように。まさにノータイムで。

時の老人はゲットカードというモンスターを捕まえるアイテムを渡すと、情報を集めるといって消えていった。

かくしてタイムとウンチンボーヤの冒険は始まったのだ。つづく。