週刊少年ジャンプ2021年48号

ワンピース

1030話。ローキッド回。

まず錦えもんが生きてたことが判明。正直カイドウにぶっ刺されたときに影絵みたいな描写だったから、死んでてもおかしくないなと思ってた。おでんが死ぬときは影絵だったので。

錦えもんが生きてたのはローに切断されてた時の身体がくっついてなかったから。確かに見直したら、パンクハザードではローが正式に直したわけじゃなくて、ゾロサンジブルックあたりが適当にくっつけてただけだった。

 

そしてローとキッドの能力が覚醒してたことが判明。

今まで作中で悪魔の実が覚醒してるのがわかってるのは、ドフラミンゴとカタクリと、ついでに獄卒獣。ゾオン系は置いといて、イトイトとモチモチの覚醒は周囲に影響を及ぼす効果があった。

キッドの覚醒は今まで通りでわかりやすい。ビッグマムに磁力を付与して、周りの鉄骨で押し潰した。これは前にカイドウに「体は固いが、潰れて圧死はできるんじゃねえか?」と言ってたやつ。

ローの覚醒はちょっと特殊。オペオペがそもそも特殊なタイプだが。剣にROOMを付与して波動を流してるが、波動って覇気とは別物なのかな。覇王色の覇気をバリバリに身に纏ってるビッグマムがダメージを受けてるとこを見ると防御無視の効果がありそう。これが以前言ってた「体内への医術的な死を与える」ということか。

さすがにビッグマムがこれで倒れるとは思わないが、勝ち筋は見えてきたか。

 

ヒロアカ

331話。スターアンドストライプの個性、新秩序(ニューオーダー)の解説と考察の回。

個性を逸脱したと表現されている辺り、堀越先生も個性っぽくないと思ってそうだ。どっちかというと念能力とか術式っぽいよね。

新秩序は、モノに新しいルールを追加するという個性だが、無機物と自我の確立した生命とで扱いが異なるらしい。

無機物についてはスターアンドストライプの一方的な認識で成立するということで、例えば「食パンなんかの袋を止めているアレ」の名前を「バッククロージャー」だと知らなくても、適当に「プラスチックのこれ」で新ルールを追加できるわけだ。

しかし自我のある生命は名前を呼ばなきゃルールを追加できないらしい。となると、野良犬や野良猫みたいに名前がついてない動物はどうするんだろう。

 

こういう汎用性が高すぎる能力って作者は大変そうだ。

前回、新秩序は同時に二つまでしか使えないって言ってたけど、今回三つ使ってない?

自分強化に一つ、大気を固めて巨大な自分を作るので二つ、レーザーを槍にするので三つ。

自分強化は解かないって言ってたけど解いてるのかな。それかここにきて覚醒したか。

 

ちなみにスターアンドストライプは映画一作目に出てきた少女で、家族と車で移動中にヴィランに襲われた時に「妹だけでも」ということで、妹を抱きしめて新秩序を使おうとしていたっぽいが、車に使った方が家族全員守れるんじゃねって思った。